東京消防庁 本所防災館

東京都墨田区にある東京消防庁 本所防災館へ行きました。模擬災害を体験しながら防災行動力を身につけられる施設です。設備・解説ともに日本屈指のもので、暴風雨体験や浸水時の水圧ドア体験などができます。

本所消防署の中にあります
消防署の右側が防災館の入口
外にはゾウさんがいます

体験コーナー

本所防災館の体験はインストラクターが案内するツアー方式なので、まずは受付で体験コーナーの予約(と撮影許可)が必要です(事前予約も可能)。基本コースはシアター+地震・消火・煙(または都市型水害)の体験で約2時間。まずシアターで東日本大震災の記録映像を見てから震度7の揺れを体験します。

地震体験

続いて消火体験へ。消火器について説明を受けてから、実際に消火器を使って(映像の中の)火を消します。今回使うのは訓練用の水消火器ですが、町で見かける実際の消火器には粉末消化剤や強化液が入っています。

「安全栓を抜く、ノズルを火元に向ける、レバーを握る」操作を覚えておく

消火の次はレインコートと長靴に着替えて暴風雨体験です。猛烈な雨風なので、実際に経験するとすれば大型の台風が来た時ぐらいかもしれません。もちろん悪天候はある程度予測できるので、暴風雨が予想される日には外出しないのが一番ですね。

風速30メートル・時間雨量30ミリの暴風雨体験

ツアー最後の煙体験は最近リニューアルしたとのこと。煙が充満した細い通路を、誘導灯を頼りにしながら進みます。煙は上へ昇る性質があるので、煙から身を守るためには身をかがめる必要があります。

煙体験(壁の奥にある細い通路を歩く)

体験はこれにて終了です。インストラクターの説明はわかりやすく、内容も濃いものだと思いました。

自由見学コーナー

体験ツアーは開始時間が決まっているので、待ち時間などに自由見学コーナーを回ると良いです。119番の通報も疑似体験しておくと、いざというときに慌てずに済むかもしれません。

防災クイズ
地盤の液状化実験
川の手地域エリア(水害)

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