今回は京都市内を散策します。
東山
京都の東側に位置する東山には京都の特色ある歴史的な町並みが残されています。これらは江戸時代から明治時代の町家が中心で伝統的建造物群保存地区にも指定されており、訪れる人の心を楽しませてくれます。
伝統的な和の雰囲気に合わせて私も和装で町歩きすることにしました。手ぶらで着物を持っていなくてもレンタルのお店が多いので大丈夫。和服は洋服と一味違う粋な感じがしますね。
- 紺色の紬を和福さんでお借りしました
ところで海外からも多くの観光客が訪れる京都は連日の大混雑。そこで効率よく散策するため、京都に土地勘のあるレンタルおっさんに道案内と撮影をお願いしました。元添乗員&元観光タクシードライバーというから京都観光にはまさに打ってつけ。
二年坂から三年坂
二年坂と三年坂はもともと清水寺の参道で、石畳の道が続きます。道の両側には土産物店などが並んでいます。
八坂の塔からねねの道
坂の下から見える塔は通称「八坂の塔」として知られている法観寺の五重塔です。さらに丸山公園までの道がねねの道です。
八坂神社
丸山公園から四条通に向かって歩くと八坂神社があります。
祇園白川と祇園新橋
祇園白川から祇園新橋にかけての一帯は江戸時代から続く花街です。ここでもアーチ状の犬矢来や出格子が京町家らしく見えます。
新橋通から白川沿いにかけては祇園界隈でも特に風情を感じられる場所となっています。黒の千本格子や二階にかけられたすだれなどが印象的で、江戸時代から現代へと受け継がれる京町家茶屋の町並みが見られます。
花見小路通
三条通から建仁寺まで祇園を南北に貫く通りが花見小路通です。どちらかというと夜の歓楽街なのですが、昼間も観光客で賑わっています。
先斗町
祇園から河原町方面へ向かって右手、鴨川沿いに立ち並ぶ花街が先斗町です。こちらもやはりお茶屋さんが主体の夜の街ですが、最近では「一見さん歓迎」な一般の飲食店も増えてきたそうです。
三十三間堂
七条まで南下して三十三間堂を訪ねました。本堂は国宝で、内陣には1000体以上の千手観音像が安置されています。所狭しと並ぶ観音様に圧倒されます。
嵐山
翌日は早朝から嵐山へ。桂川にかかる渡月橋や竹林の小径などが有名です。雪がちらちら、寒くなってきたので早めに退散しました。
京都鉄道博物館
最後は京都鉄道博物館に立ち寄りました。以前から梅小路蒸気機関車館として公開されていた施設を大幅に拡張して2016年に開館したのが現在の京都鉄道博物館です。旧二条駅舎や蒸気機関車が並ぶ扇形車庫も健在です。